ネズミ
日本には、主に次の3種類のねずみが生息しております。
警戒心が強く、運動能力にも優れているのが特徴です。
大型のネズミで、下水溝や地下道等水気の多い所に住みつきます。
小型のネズミで、日本では大きな被害は報告されておりません。
被害
- 家屋への侵入は、ほとんどがクマネズミと考えられます。
- 食品類がたべられたり、柱や戸をかじることもあります。
- 電線をかじられる事により、漏電事故や火災が発生する場合もあります。
- 天井裏を走る音で夜間眠れない等の精神的な被害もあります。
外から建物への侵入チェックポイント
- 床下換気口のすきま
- 雨戸の戸袋
- エアコンパイプ周りのすきま
- 建物基礎土台上のすきま
室内への侵入チェックポイント
- 玄関上がり框下の、床下とつながるすきま
- 電気のブレーカーボックス内の、壁の穴
- お勝手口下の床下と、つながるすきま
- エアコンパイプ周りの、壁のすきま
- 和室なげしと、壁のすきま
駆除の方法と対策
❶床下に捕獲用の粘着板を帯状に縦横配置します。
❷定期的に点検し、捕獲がある粘着板を交換します。
❸建物内、あるいは室内へ侵入される可能性のある隙間を、金網等を利用して塞ぎます。
❹天井裏に、ネズミが嫌がる臭いを発散する忌避剤を配置する方法もあります。
❺冬季限定で殺鼠剤による駆除を選択する場合もあります。
・・・その他、ネズミの生息状況に応じて対策を講じます・・・
見積例
現地調査のうえ御見積もりさせていただきます。
※建物の大きさや塞ぐ箇所によって異なります。
ハクビシン・アライグマ
ハクビシンは台湾や東南アジア、中国南部等を原産とするジャコウネコ科の哺乳類です。昨今、多摩地区でもハクビシンの建物侵入が増えてきております。
アライグマも多摩地区での被害が増えています。気性が荒く襲われることもあるので注意が必要です。
被害
- 建物の握りこぶしほどの開口部さえあれば、そこから侵入し天井裏に糞尿をしますので、臭いや雑菌繁殖で、とても不潔です。
- 昼夜を問わず、天井裏を歩き回り騒音被害が発生します。
- 深夜は天井からの音で、夜眠れない等の精神被害も発生します。
外から建物への侵入チェックポイント
- 建物基礎土台上の開口部
- 屋根の下のすきま
駆除の方法と対策
❶天井裏手の届く範囲のフンを清掃し、その後、殺菌剤と殺虫剤混合の消毒薬剤を噴霧します。
❷生息している天井裏に、消毒剤噴霧作業や小動物追い出しスプレーで屋外に追い出します。
※ ハクビシンやアライグマの場合の捕獲駆除について、関連法令に伴い現在一頭あたり5万円~の費用がかかってしまいますので、弊社では捕獲駆除は実施しておりません。
❸ハクビシンが建物内にいないことを確認の後、侵入口を金網等を利用して塞ぎます。
見積例
現地調査のうえ御見積もりさせていただきます。
※建物の大きさや塞ぐ箇所によって異なります。
その他の害獣
弊社におきましては、捕獲駆除の対象はネズミのみです。
そのため、現地調査時点で問題となっていると思われる害獣の種類を確認の上、処置方法などをお客様とご相談させて頂いております。
シロアリ
日本には主にイエシロアリとヤマトシロアリが生息しています。
また、アメリカ乾材シロアリの生息も確認されています。
東京にはヤマトシロアリが生息しておりイエシロアリの生息も確認されております。
シロアリには各役割によって、女王アリ、兵隊アリ、働アリ、ニンフ(やがて羽アリになる)、羽アリ、などがあります。ヤマトシロアリの羽アリは4月から5月の昼前後に群飛します。同じ生息地から期間をおいて2~3回群飛することもあります。
羽アリを駆除しても土中には女王や働きアリ等の大群が生息していますので、
床下全域の薬剤処理が必要です。
被害
- 建物床下の土台、束柱、大引きなどへ土中より蟻道を作って木材へ侵入し、被害を加えます。
- 家具、畳、仏壇等へ被害を加える場合もあります。
一般的な被害の発見方法
❶4月~5月頃、建物内から羽アリが群をなして飛び交う。
❷隣近所の建物でシロアリ被害が発生している。
❸柱や内装材を触った場合に周りに比べ凹む部分がある。
※シロアリ被害の特徴は、木材表面の皮を一枚残してその内部に食害を加える為、見た目にはシロアリ被害に気がつかない場合が多いので、専門家による定期的な調査が必要です。
駆除の方法と対策
木部処理
穿孔処理 床下の土台などに9mmの穴をドリルで開け薬剤を注入します。
吹き付け処理 床下木部に薬剤を吹き付けします。
土壌処理
床下の土壌またはコンクリートに薬剤を散布します。
浴室外壁注入処理
浴室の外壁に4mmの穴を開け専用ノズルを差し込み薬剤を注入し、コークボンド等で穴埋めをします。
玄関外壁注入処理
玄関外壁に4mmの穴を開け専用ノズルを差し込み薬剤を注入し、コークボンド等で穴埋めをします。
※参考
・これらの処置で現在使用可能な薬剤の有効期間から5年間の保証書が発行されます。
・専門業者による5年毎のシロアリ点検と再施工の実施をおすすめいたします。
見積例
現地調査のうえ御見積もりさせていただきます。
※床下の面積により異なります。
ハチ
日本に生息するハチで、人間環境近くに巣を作り凶暴で非常に危険とされるのは主にスズメバチ、アシナガバチと思われます。
アシナガバチ
アシナガバチはスズメバチ科でありながらミツバチと同様大人しい性格で、巣を強く刺激されない限り襲ってくることはまずありません。毒性はスズメバチに比べれば弱いですが、毒液にはアナフィラキシーショック(※)を引き起こす原因となる物質が含まれているため、過去にアシナガバチに刺されたことのある方は注意が必要です。
スズメバチ
強力な毒を持ち、人への攻撃性も強い、最も恐ろしくて危険なハチです。アシナガバチと同様、毒液にはアナフィラキシーショック(※)を引き起こす物質が含まれています。スズメバチに刺された場合は早急に最寄の病院で治療を受けることをおすすめします。
被害
- 春先から秋にかけて、庭や建物の軒下などに作られた巣に気付かず、住民が接近すると毒針で刺されます。
※注意※
過去にハチに刺される被害をうけた事がある場合には、再度ハチに刺された場合アレルギー反応の一つとされる「アナフィラキシー ショック」症状を発症。場合によっては短時間で死に至る危険性もあります。
一般的なハチの巣の発見方法
庭や建物近くでハチが頻繁に飛んで出入りしている状態であれば、近くにハチの巣が有る可能性が高いと思われます。決して近寄らず、被害が出ないうちに、早めに駆除をご依頼下さい。
駆除の方法
スズメバチの場合
- 巣穴から薬剤を噴霧、注入した後、ハチの巣ごと撤去します。
- 戻りハチ(巣にもどってきたハチ)は、粘着性のトラップで捕獲します。
- 撤去した巣と捕獲したハチは弊社へ持ち帰り処分します。
アシナガバチの場合
- 薬剤噴霧と粘着性トラップを併用し、駆除します。
- 戻りハチ(巣にもどってきたハチ)は、粘着性のトラップで捕獲します。
- 撤去した巣と捕獲したハチは弊社へ持ち帰り処分します。
見積例
ハチの種類、巣の大きさ、巣までの高さにより異なります。
その他の害虫
ゴキブリ・チョウバエ・ダニ・ノミ・ヤスデ・毛虫等の害虫駆除は、現地調査の上、お見積りをさせて頂きます。
※現地調査時に、駆除する害虫にあわせた安全性の高い薬剤を使用した、施工方法をお客様へご案内させて頂きます。
床下環境改善
大切なお客様の建物を長期に渡り守る為に、床下環境改善も今や常識です。 床下環境改善とは、主にシロアり駆除と併せ、床下の「湿気低減対策」を実施する事です。 弊社では、床下の湿気対策を中心とした施工も、長年の実績とノウハウ蓄積がございます。
施工方法
代表的な施工は以下の様なものです
- 竹炭マット敷き込み
お客様の床下構造や施工方法をご予算にあわせ、「調湿、防腐、防カビ、脱臭、断熱」の効果のある竹炭マット敷き込み施工をご提案させて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
見積例
1坪あたり12枚~16枚敷き込みます。12枚が一般的です。
161枚以上で1枚あたり2,100円
160枚以下は1枚あたり2,300円(仕入れの関係上)
(例)敷き込み面積が約13.5坪以上で1枚あたり2,100円、約13.5坪以下で1枚あたり2,300円